ボタンの付け方 -How sew on a button-

Sewing

ボタン付けには2つの重要な要素があります

一つは’’美しさ’’です

美しい服には必ず美しくボタンが付いています

美しいボタン付けは洋服を引き立たせます

もう一つは’’機能性’’です

ボタンがつく箇所は大抵 体が動くことで負荷がかかります

その負荷に耐えうるようにボタンを付けることが重要です

こちらの記事では以上の2点を踏まえたボタンの付け方を紹介します

  • ハサミ:ハサミは用途別に分けた方が良いのでなるべく                   糸切りハサミを使用しましょう(今回は訳あって裁ちバサミ使用します。)
  • 糸:生地のよって太さを変えましょう シャツ地はミシン糸でも可 コート地は穴糸やボタン付け糸
  • 針:生地によって太さを変えましょう 目安はシャツ地 8〜9番 コート地 5〜6番)
  • ボタン:お好みのボタンを用意しましょう ジャケットやコートのボタンの裏に力ボタンを使用すると強度が上がります

あれば便利

  • 指貫:生地が厚い場合 使用すると楽に針が通せる)

まずはシャツボタンの付け方を紹介します

シャツは生地の厚みが少ないためベタ付けと言い糸足をつけずにボタン付をしていきます

今回使用する針は9番 糸は50番のミシン糸を使用します

2本どりした糸を玉結びして土台に留めたら

糸がXになるように対角線に糸を通す(クロス付け)

裏はすくい目が点になるようにします(裏側まできちんとすくう)

対角線に2回づつ糸を通したら土台に糸を3回巻く(2回連続で同じ穴に通す)

糸で輪を作り針を通し糸を締める

土台に針を通し糸で輪を作り針を通して糸を締める

もう一度土台に糸を通し糸を切ったら完成

次にジャケット・コート用ボタンの付け方です

ジャケットやコートは生地の厚みが多いためベタ付けと言い糸足をつけずにボタンを付けていきます

今回使用する針は6番 糸は16号の絹穴糸を使用します

*生地は2枚重ねて厚みを出しています

1本どりした糸を玉結びして土台に留めたら

糸がXになるように対角線に糸を通す(クロス付け)

ボタンの土台に糸足分ゆとりを残す

針を裏に通したら力ボタン(2つ穴)をつける

針を表に戻しもう一度同じ穴に通す

2回目に穴に通したら力ボタンには通さず生地のみすくう

もう一つの穴も同様に1回目は力ボタンに通し2回目は生地のみすくう

土台に糸を巻いていく
生地側からボタン側へ巻きボタン側まで巻けたらまた生地側に巻いていく

糸が巻けたら輪を作り針を通し糸を締める

針を裏に通し力ボタンの土台にも3回糸を巻き

輪を作り糸を締める

糸を切ったら完成

糸足の長さは生地の厚さによって調整しましょう

いかがでしたでしょうか

一つ一つ丁寧に作業すれば美しいボタン付けができます

ぜひ練習してみてください

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